”投機目的米”の保有元は転売ヤーか政府機関か

転売ヤーの保管米は安全性が不明なので買うべきでない

昨今の米価高騰の原因の一つに他産業の業者の投機的米保管があるとニュースで流れています。

もしこれが事実なら、他産業の業者の保管米は買うべきではありません。

なぜなら、衛生面とりわけ鼠の糞尿の汚染からの防衛にどの程度設備投資をしているか不明だからです。

数年前、私の地域のJAが米倉庫の改修のため秋の新米を他の倉庫業者に預けました。

ところが、倉庫業者の倉庫に鼠が侵入し一部の新米が鼠に食い荒らされる事件が発生しました。

鼠は食い荒らすだけでなく、100%糞尿を撒き散らかします。

そのため、地元のJAがおおわらわになっていました。

これはつまり、JAが監修しプロの倉庫業者が米保管を行っても米を鼠から食い荒らされ

米が糞尿まみれになり得ることを意味します。

まして、米保管に関与したことのない他業者など一考の余地も無いでしょう。

そして、昨年の9,10月から今年の2月までの保管期間は

鼠が食い荒らすのに十分な期間です。

この際に、鼠の糞尿の雑菌による汚染、あるいはバクテリアが繁殖した場合の汚染が考えられますが

これらは全く毒性があるので注意していただきたいです。

確かに洗えば平気かもしれませんが、わざわざお金を出して糞尿米を買いたいですか？

”投機目的米”が高品質だったら政府機関かJA辺りの保管

他方、政府,JA,コメ卸業者,農家の保管は安全性を信用してくださって構いません。

だからこそ、投機目的米が市場に出回った際に

その全てが高品質をだった場合

”投機目的米”を保有していたのは政府機関かJA辺りということになる。

一定以上の規模なので民間保有は難しく

保管のノウハウを持っているのは政府機関,JA辺りになるからである。